生理痛でお悩みの方へ
はじめに
400人の楽座やのお客様へのアンケート調査の結果、多くの方に改善したと答えていただいた、生理痛の緩和、生理不順の改善。
ここでは、日々の生活でご自身でできること、生理前後によもぎ蒸しに入っていただくことで改善できること、それ以外の生理での悩みなど・・少しの知識と、今できることで、毎月の憂鬱な期間が快適な生理になるよう、目指しましょう!
生理痛はなぜ引きおこるの?
毎月妊娠に備えて子宮の内側には、赤ちゃんのベッドとなる「子宮内膜」が作られます。平均25~38日周期で分厚くなったり、ふかふかになったり・・女性の体内では、赤ちゃんを迎える準備が進んでいます。
- 主な生理痛の4大原因
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- 1:プロスタグランジンが過剰分泌
- 2:子宮の出口がせまい
- 3:骨盤内の冷え
- 4:精神的・身体的ストレス
(1)プロスタグランジンの過剰分泌
(2)子宮の出口がせまい
若い女性や、出産経験のない女性に多くみられる原因です。子宮の出口がせまく硬い状態になっているため、経血が外にスムーズに流れにくいことから痛みを感じます。出産を経験すると、子宮の出口が広がるため、生理痛が軽くなる場合も。
(3)骨盤内の冷え
長時間の同じ姿勢や、身体の冷えが原因で血液循環が悪くなると、痛みの元となるプロスタグランジンが骨盤内にとどまっている時間が長くなってしまうため、より痛みが強く感じるようになります。そもそも生理がはじまると、体温は生理前よりも下がるうえ、プロスタグランジンの働きで血管が収縮するので、血行が悪く、体は冷えやすい状態です。下腹部や腰を冷やさないように心がけましょう。
(4)精神的・身体的ストレス
ストレスは、生きているうえでさけられないもの。ストレスと聞くとマイナスのイメージが多いですが、適度なストレスは、緊張感やヤル気を生み出します。しかし、過度にストレスがかかると、自律神経のバランスがくずれて、ココロやカラダにさまざまな症状を引きおこします。
生理痛を和らげるセルフケア。
規則正しい生活を心がける
生理を引き起こす女性ホルモンの分泌は、生活リズムの乱れに影響を受けやすいんだそう。ホルモン分泌のバランスの乱れは、生理痛だけでなく、さまざまな生理トラブルの原因にもつながってしまうため、規則正しい生活を心掛け自律神経を正常に保つことが重要になってきます。
ストレスに負けない強いカラダ作り
カラダを冷やさないように心がける
カラダが冷え血行が悪くなると、子宮が冷えて機能が低下し、痛みが強く感じる原因に。素足にミニスカートといったようなカラダを冷やす服装、ガードルなどカラダを締め付けるモノ、長時間同じ姿勢での仕事や喫煙などもカラダを冷やす原因に…。
適度な運動(ストレッチ)を心がける
運動やストレッチも、血めぐりをよくするので生理痛対策に有効ですが、大切なのは続けること。たとえば、エレベーターより階段を選んだり、通勤のときに一駅手前で降りて歩いたり、お風呂上りにストレッチをするなど、日々の生活の中で無理のない範囲で取りいれ、できることから始めましょう。
布ナプキンを日常使いに
よもぎ蒸しご利用のタイミング
400人の楽座やのお客様へのアンケート調査の結果、多くの方に改善したと答えていただいた、生理痛の緩和や、生理不順の改善。ご自身でできるセルフケアと合わせて、よもぎ蒸しもご活用いただき、快適な生理期間になるよう目指しましょう。
生理痛緩和を目的としたよもぎ蒸しのタイミング
月経トラブルを目的としたよもぎ蒸しのタイミング
生理不順になりやすくなる理由は?
生理不順になりやすくなる理由にはいろいろな原因があります。
- 精神的なストレス
ストレスを感じると、ホルモンバランスが崩れて、生理不順が起きやすくなります。
- 身体の冷え
身体が冷えると血流が悪くなり、自律神経に障害がでてホルモンバランスが崩れます。
- 過度なダイエット
無理なダイエットをしてしまうと、ホルモンの血中レベルが低下し、身体が生命の危機を感じ、排卵の機能に支障を来す場合があります。
生理不順を改善するには?
- 睡眠時間をしっかりとる
睡眠不足だとホルモンバランスが崩れます。上質な睡眠をとるのがとても大事です。特に夜の22時~2時までの間に眠りにつくのがいいと言われています。
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カラダを温める
特に女性は身体が冷えやすいため、しっかり温めることが大切です。
お風呂はシャワーだけでなく湯船につかることをおすすめします。
- 栄養バランスの採れた食事
栄養バランスの乱れも生理不順の原因につながります。
偏った食生活にならないよう、肉・魚・野菜をバランスよく食べるようにしましょう。また、大豆製品を摂取するのも効果的です。